カズアの備忘録

自分専用の備忘録ですので拙い点もございますが、ご容赦くだされ

野良猫に噛まれた31歳浅草の夜

野良猫に噛まれた日は、土曜日で
その日、俺は夕方から友人達と浅草のホッピー通りで
飲んで食べていました。

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お酒も進み
酔っ払っていい気分になった俺は
夜10時くらいに
友達達と浅草駅前で別れて

明日も休みだから
急いで帰る必要もないから
という考えも働き
徒歩で自宅を目指すことに(距離は6kmくらい)

浅草を出て自宅方向に歩を進め
隅田川を沿いを逆流して歩いていると
橋のたもとに一匹の猫が無防備に寝ていた。

犬派猫派と聞かれると
俺は猫派です。

そんな、猫派の酔っ払っている俺は
その状況を見逃すことが出来ず。

猫に対して
過剰な可愛がりをし始めた。

猫を触りだすと
初めは猫は目を開け。
「な、なんだ』
的な反応をしたが
その後、嫌がる素振りも見せずに
その場で目を細めていった。

それから、頭を撫でたり
顎を撫でたりと
撫で撫で祭りの開催である。

しかし、祭りは突如閉幕することとなる。
10分ほど撫で回していると
突如、猫は
撫でていた手を抱き枕のように抱え
腕を「ガブうううっ」と
噛みだした。
また、同時に猫キックも同時に展開。

俺は一瞬、何が起きたのかを理解できずに
呆然としてしまった。

5秒ほど経っても
猫は攻撃の手を緩めない。
仕方なく、猫の頭を叩くと
やっと、噛み続けている猫から腕が
解放された。

噛まれた場所は手首内側の血管が浮いているところ
噛まれた傷跡を見ると
猫の牙が突き刺さった跡が
残って、出血し始めていた。

この時、酔っていたながらも
「これはヤバイ。野良猫でバイ菌を持っているかもしれない」
と、とっさに判断した。

のちに、この判断は正しかった。

直ぐに、その場を離れ
近くのコンビニへ入り
消毒液のマキロン的なのを購入。
薬局で買えば安いのに
コンビニでのマキロンは700円くらいした・・
「た、高い」
と思いながらも、この傷は絶対にヤバイと判断して購入した。
直ぐに流血し続ける患部に塗り続けた。

結局、当初の目的通り自宅まで徒歩で
帰ったのだが
猫に噛まれた傷口がズキズキと痛み、そして腫れていた。

寝たら治るだろうと
この時は、安易に考えてました。

[1日目]
翌日、朝目覚めると
腫れは相変わらずで、傷口の痛みも昨日とほぼ変わらず。

[2日目]
この日、目がさめると
肘から手首までの間が
痺れるという感覚に陥り

少しヤバイかな?と、考えたものの
仕事もあるしで
もう少し様子見てみようと判断。

[3日目]
痺れは拡大して
手先から上腕二頭筋あたりが
痺れ出すしまつ。
また、肌の色もその患部を中心に
黄土色に変色していた。

[4日目]
さらに、痺れは拡大して
左腕全体が痺れ出した。

状態としては
痺れて動かないというわけではなく
普段の自分の反応通りに
可動することが困難な状態ですね。

猫菌エリアは拡大して、腕一本の広さを痺れさす偉業を成す。
しかし、この時をピークにこの戦いは終息していく。

[5日目]
ここで免疫力が攻勢に出始め
痺れは3日目の状態に修繕。

[6日目]
痺れは2日目の状態に修繕。

[7日目]
痺れはほぼない状態へ。


[あとがき]
回復に7日間を要した事も
痺れ出してから、すぐに病院に行けば
こんな長い戦いをすることは無かったんだろうなあ、とも考えます。

俺は、まだ免疫力が力を持っていたが
これが年老いた方だと、免疫力が落ちていたら
猫菌に負けてしまう状況もあるのかと思うと
恐ろしい思えます。

体内では
猫菌と自分の免疫力の壮絶な攻防戦が繰り広げられていたのでしょう。

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1-4日目まで猫の菌の方が自分の免疫力より勝さってて
次々にエリア侵略、猫菌の領土を腕全体へと広げていったんでしょうね。
そこから俺の本気だして終息したんでしょう。

これ以来
野良猫は触らないように心がけてます。

皆さんも〜野良猫には気をつけてくださいね♡

また、最後まで読んでくれてありがとうございました。